中小企業診断士向け実務従事(実務補習)

中小企業診断士がすべきことは、単なる助言ではなく「価値ある提案の実現」だと思っています。

弊社の実務従事は、「クライアント企業に実践していただくこと」をゴールとしてプロジェクトを進めていきます。

クライアントに納得してもらい行動に繋げることは高いハードルです。

そして、提案の実現のためには、中小企業診断士試験の学習のみでは十分とは言えず、他に必要な知識や技能があります。

具体的には、「ヒアリング力(傾聴力や質問力)」「プレゼンテーション力(資料作成や伝え方の技術)」「ビジョン構想力・問題発見力」「中小企業経営者と向き合う力」など一定の“対経営者力”が必要になります。

我々は、これらを身につけることで「真の価値を提供できる中小企業診断士」になれると考えています。

STC実務従事では、これら知識や技能の一連の習得を目指していきます。

プロジェクト活動において、我々が最も重視しているのが“心理的安全性=共創の場作り”です。受講者全員と経営者が一緒になって楽しみながら真剣に共創するプロジェクトです。

クライアント企業に対しては、(上から目線は問題外ですが)過度に下手に出る必要はありません。互いに感謝と尊敬ができる関係を目指します。

最終報告会の後にも良好な関係が続いているケースがほとんどです。

STC実務従事の目的(ミッション)は、10年変わらず「クライアントとその顧客にHappyになっていただくこと」です。

自分がワクワクしていないのに、他者をワクワクさせることは無理です。

我々とともに心からワクワクして、Happyを共創していきましょう!

〈コース総合監修 辻井修二の主な経歴〉
  • 平成14年中小企業診断士登録 株式会社シュー・ツリー・コンサルティング代表取締役
  • コンサルティング:中小・中堅企業を中心に1,000件超の経営支援に従事
  • インストラクション/ファシリテーション:大手・上場企業を中心に企業研修やワークショップに従事(※2022年度登壇140日超
  • 中小企業診断士講師:資格の学校TAC専任講師(※合格者実績は日本有数)

コース概要

中小企業診断士の登録・更新に必要な実務ポイントを獲得できる実務従事を、Input(研修)とOutput(診断)の両輪で提供するコースです。

協会の実施する実務補習の代わりとして活用でき、そのうえで経営者を動かすための、コンサルティングノウハウを実践的に獲得することができます。

コース名開催日数獲得ポイント価格(税込)
総合コンサルコース10日間10ポイント12万円

実績

実施回数

13回

累計参加者数

173名

参加者満足度

100%

23年度10日間コースアンケートより

特徴

高い継続案件率

一般的に中小企業診断士の実務補修や実務従事では継続案件につながることはほとんどありません。

高い価値の提案を実施することでクライアントからも高い満足度を得ており、23年度は60%(5件中3件)で継続案件につながっています。

実践に役立つ講義

対経営者力に必要な知識を研修(インプット講義)として実施します。

23年度の講義内容

受講しやすいプログラム

約1ヶ月間かけて、じっくりとクライアントの課題に向き合い、提案内容の深掘りを行ないます。

加えて、本業で平日は休めない企業内診断士も参加しやすい、土日限定のカリキュラムで実施します。

こんな方におすすめ

  • ポイントだけでなく、診断士として実践的なスキル・知識を得たい方
  • 活躍している先輩診断士から学びたい方
  • 登録後はすぐに実務を行い、稼げる診断士になりたい方
  • 診断士関連の仲間が少なく、今後どうしていくか悩んでいる方
  • 平日に休む事が難しく、ポイント取得の機会を探している方

コースカリキュラム

STEP
事前準備

支援先企業の外部環境分析(コース開始2週間前

STEP
研修

総合診断に必要なスキルの学習

STEP
ヒアリング

支援先へのヒアリング実施

STEP
分析・調査

内部環境、競合分析、VOC取得~顧客ニーズ調査など

STEP
設計

提案設計・提案書の作成

STEP
提案

支援先企業へ各施策のご提案

受講者の声

笛木優さん(2023年受講)

主体性が尊重される雰囲気があり、現場の課題や問題に対して自ら考えて解決策を提案することが求められました。
このような環境により、①問題を見抜き、②課題を設定し、③仮説検証を行い、④実績報告する、といった一連の動きを高速で回すことが自然とできるようになった事、意見闊達なディスカッションを行い、より良い提案へブラッシュアップしていく、といった組織力を最大限発揮するためのノウハウを蓄積することができたと実感しています。
貴重な経験により、自身を大きく成長させてくれたことに、大きな感謝を感じております。

伊藤良介さん(2023年受講)

初日に座学形式のインプットとして、傾聴や論理的思考、ファシリテーションなどの基礎的事項を学ぶことができた点がよかったと思います。また、チーム全体で問題に取り組み、全員が話し合いに前向きに参加する事で、チームワークで課題解決を目指した達成感があり、チームメンバーとの絆が深まったと感じています。
企業支援の流れに関してもPEST・SWOTなどの基本的分析→ペルソナ設定→ビジョンの設定→ヒアリング→VOC→スライド作り→プレゼンテーションという一連の流れをしっかりと体験できました。

前川昌隆さん(2023年受講)

理論的なインプットに加えて、実践的な診断案件を体験する機会がありました。
中小企業診断協会の実務補習では期間が短く、理論講義はなかったため学べる事は限られていましたが、STCの実務従事は講義の後にチームでの診断活動を行い、1社に対して時間をかけて集中的に取り組むことで、具体的な提案が可能となり、効果的な学びが得られました。
さらに、8人の受講者が1つのチームを組み、協力しながら課題を解決していく過程で深い信頼関係が築かれました。今後も互いに有益なつながりを持ち続けることで、より成長できるのではないかと思っております。

受講者の声

笛木優さん(2023年受講)

主体性が尊重される雰囲気があり、現場の課題や問題に対して自ら考えて解決策を提案することが求められました。

このような環境により、①問題を見抜き、②課題を設定し、③仮説検証を行い、④実績報告する、といった一連の動きを高速で回すことが自然とできるようになった事、意見闊達なディスカッションを行い、より良い提案へブラッシュアップしていく、といった組織力を最大限発揮するためのノウハウを蓄積することができたと実感しています。

貴重な経験により、自身を大きく成長させてくれたことに、大きな感謝を感じております。

伊藤良介さん(2023年受講)

初日に座学形式のインプットとして、傾聴や論理的思考、ファシリテーションなどの基礎的事項を学ぶことができた点がよかったと思います。また、チーム全体で問題に取り組み、全員が話し合いに前向きに参加する事で、チームワークで課題解決を目指した達成感があり、チームメンバーとの絆が深まったと感じています。

企業支援の流れに関してもPEST・SWOTなどの基本的分析→ペルソナ設定→ビジョンの設定→ヒアリング→VOC→スライド作り→プレゼンテーションという一連の流れをしっかりと体験できました。

前川昌隆さん(2023年受講)

理論的なインプットに加えて、実践的な診断案件を体験する機会がありました。

中小企業診断協会の実務補習では期間が短く、理論講義はなかったため学べる事は限られていましたが、STCの実務従事は講義の後にチームでの診断活動を行い、1社に対して時間をかけて集中的に取り組むことで、具体的な提案が可能となり、効果的な学びが得られました。

さらに、8人の受講者が1つのチームを組み、協力しながら課題を解決していく過程で深い信頼関係が築かれました。今後も互いに有益なつながりを持ち続けることで、より成長できるのではないかと思っております。

診断先企業の声

橋本産業株式会社さま

企業診断支援は事前にオンラインで自社の概要を説明し、大枠把握をして頂くところからスタートしました。

実会議でのヒアリングには受講生8人と講師2名で来訪され、提案に繋がるポイントを押さえたヒアリングをして頂きました。

そこから1か月をかけて弊社だけのために毎週土日それぞれ丸一日かけて議論しあって頂いたとのこと。途中経過を聞く中で、皆さんの取り組みへの熱意に対し、こちらからもお願いして通常本来でしたら行っていなかったという中間質疑応答の場も設けて頂きました。

実際の提案会では、当初はありきたりな提案になるだろう、と大きな期待をしていなかった、というのが本音でしたが、具体例に基づいた約80ページにわたる提案書を頂き、まずはその分量に驚き、続いて提案内容にも驚きを覚えました。

内容としては自社の置かれている環境分析、改めて見直す自社の推移、As-Is/To-Be分析であるべき姿の再認識、ターゲット設定、特に自社の想定を超えた発想のターゲット、実際にVOC活動を通じて生の声を入手され、図解での顧客獲得の施策、提案内容を自ら試し効果の具体性の確認、年間を通したマネジメントの提示など、親身に検討して頂いたという想いが伝わってきました。

提案内容は今後に活用できる施策があり、即実践しているという状況です。

今後も提案内容に基づき研修等含めお付き合いをして行きたいと思います。

株式会社カッパジャパンさま

会社を外部から客観的に捉えてのアドバイス、提案など非常に実り多き2ヶ月間でした。
弊社を担当して頂いたチームの方々はそれぞれ専門的な知識や経験をお持ちの方で提案内容も具体的で直ぐに実践できる内容に落とし込んで頂きました。

また、VOCや3C分析で実際の顧客の声、自社の立ち位置などが明確になりターゲットの絞り込みや今後の戦略に非常に役立つ資料をご提供いただいたことにも感謝しています。

継続支援ではより具体的なアドバイス、提案を受ける事が出来ました。

中でもデジタル販促、動画マニュアル作成、助成金申請の手続きについては大変ご尽力いただきました。始めは「何から手を付けたらよいのか」の状態から、最終報告を受ける時には弊社従業員に指導出来るまでになりました。

代表取締役 島田様

コースの様子

よくあるご質問

全ての日程に参加しなければいけませんか?

ご家庭やお仕事の都合もございますので、チーム内で共有頂ければ欠席や早く帰られることは問題ありません。
ただし、初回オリエンテーションや中間発表、最終発表など出席がマストの日程もございます。

欠席した場合の実務ポイントはどのような扱いになりますか?

欠席した日数分のポイントは付与されません。

土日のみで終わりますか?

チームで集まっての講義・討議は土日のみですが、各作業の持ち帰りとなった場合は平日の作業が発生する場合もございます。

実施時間は何時から何時ですか?

AM9:00からPM5:00を基準にしていますが、夜間はPM9:00まで延長可能です。
チームの進捗に応じてご判断いただけます。

どのようなツールを使用しますか?

連絡や情報共有にslackを、ファイル共有にDropBoxを使用します。

開催時はスーツですか?

クライアントの訪問日はビジネスカジュアルでお越しください。上記以外は私服で結構です。

全日程対面ですか?オンライン開催の日もありますか?

原則、すべて対面での実施となります。

どこで実施するのですか?

東京都23区内の貸会議室がメインとなります。

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