中小企業診断士

診断士のダブルライセンスは必要?開業社労士が中小企業診断士を取得した3つの理由

中小企業診断士の受験を考えている皆さん、モチベーションは高まっていますか?

今回は、社労士でありながら中小企業診断士資格を取得した筆者の経験から、なぜこの資格がダブルライセンスとして価値があるのか、その理由を共有します。

この記事を通して、あなたの受験勉強に新たなエネルギーを注ぎ込みます!

ダブルライセンスの価値とは?

筆者は2021年11月に社労士事務所を開業しました。

開業前は10年間、社労士としてのキャリアを積み、独立を夢見ていました。

そんな筆者が中小企業診断士資格に挑戦し、再び挑んだ理由は何だったのでしょうか?

開業2年目にして再受験を決意したその理由をお伝えします。

理由①: 新たなコミュニティでの人脈形成

社労士として活動する中で、士業には独自のコミュニティがあることを知りました。

士業の仲間はお互いにその苦労と努力を理解し、認め合う文化があります。このネットワークが新たなビジネスチャンスや情報交換の場を提供し、キャリアアップに繋がるのです。

中小企業診断士のコミュニティに参加することで、どのような人と出会えるのでしょうか?

高学歴のプロフェッショナルや上場企業のエースたちと繋がり、新たな視点や知見を得ることができます。

筆者も診断士としての活動を始めたことで、100人以上の新しい人脈を築きました。こうしたコミュニティへの参加は、仕事に直結するチャンスを生み出します。

理由②: 下請け依存からの脱却と独自の強みの確立

税理士事務所に依存する社労士事務所は多いですが、これにはリスクも伴います。

下請けとしての立場では、価格交渉で不利になりがちです。筆者はこの関係から脱却し、自分の強みを活かすために中小企業診断士資格を取得しました。

ダブルライセンスがどのようにあなたのビジネスを変えるのでしょうか?

中小企業診断士は補助金ビジネスに強く、社労士の助成金業務との相性が抜群です。

これにより、クロスセルの機会が増え、新たなクライアントを開拓できます。

実際に、筆者は中小企業診断士との連携により、税理士からの売上依存度を減らし、新しい販路を開拓することに成功しました。

理由③: 組織拡大に役立つスキルの獲得

筆者は開業当初から30人規模の士業事務所を目指していました。現在は3年目で10人規模に成長しましたが、組織の拡大は簡単ではありません。

中小企業診断士の資格取得を通じて得た知識が、組織運営に大いに役立っています。

中小企業診断士の勉強がどのようにあなたの組織運営に影響するのでしょうか?

企業経営理論や組織・人事の知識は、リーダーシップや組織構築において役立ちます。

筆者も資格取得後、リーダーシップや組織運営の課題を見直す際に大いに活用しています

資格取得によるスキルアップが、組織の成長に繋がるのです。

モチベーションを高めるために

中小企業診断士資格の取得は、多くのメリットをもたらします。

新たなコミュニティへの参加やビジネスチャンスの拡大、組織運営のスキルアップなど、あなたのキャリアに強力な武器をもたらします。

資格勉強に向かうあなたへ

ゴールを明確に: 資格取得後のビジョンを具体的に描きましょう。どんな仕事をしたいのか、どんな人脈を築きたいのかをイメージすることが、モチベーションの維持に繋がります。

学びを楽しむ: 試験勉強は単なる資格取得の手段ではなく、実際のビジネスや組織運営に役立つ知識を得るプロセスです。その過程を楽しみながら取り組むことで、勉強に対する姿勢が変わります。

成功体験を共有: 合格者の成功体験を参考にすることで、自分の未来をポジティブに想像できます。仲間と励まし合いながら勉強を進めましょう。

あなたも中小企業診断士の資格を手に入れ、キャリアの新たなステージに踏み出しましょう。応援しています!

ABOUT ME
田名網 啓陽(たなあみ ひろあき)
社会保険労務士・中小企業診断士・国家資格キャリアコンサルタント 2021年11月に社労士として独立後、2年で売上2100万達成しながら、中小企業診断士試験に合格。ITツールと助成金・補助金に強い10名規模の社労士事務所を渋谷で経営。代表が窓口担当をするチーム制でレスポンスが早く、企業に寄り添った経営を目指す。